2010年04月

   あの花のかおり・・・風薫る5月です            
 いよいよ風炉の季節になりました。
 稽古場では 炉を閉じて これから半年の間、風炉での稽古となります。
 『 炉のあとは 1畳青しほととぎす 』・・・・家元七代 如心斎の句・・・・炉の後の丸畳は 半年の間終われて 他の畳よりも青く なんとなく新鮮で 気の引き締まる思いです・・・時鳥の声も聞こえくるとなれば 季節の移ろいを感ぜずにはいられません。 炉の火も少しずつ客から遠ざかる事となり 釣釜 そして畳の上に・・・

こんな愛らしい花を知っていますか     露地の隅にそっと咲き始めました。 つい、足を止めて見入ってしまいます・・・そろそろ風炉の時期です・・・
窓をあけると・・・清々しい香りをのせて爽やかな風が通り抜けて行きます ~            あ・・~あの花の香り~ 

 
 ご心配かけました!!
 
 お陰様で コシは大分良くなりました。
 肝心な時に、要 の故障です。
 
 わたくし らしいかも 知れません  
 
 日々精進・・・
 また、一歩から始めますね  
 
 『 稽古とは、一 より習い 十 を 知り 十 より帰る 元のその 一 』  
      (利休百首より)
 

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薔薇の花束が届きました
今日は私の60回目の誕生日    感慨深いものがあります・・・
皆平等に年を重ねているというのに、ここまで来てみると いろいろな意味で、いろいろで、人生まさに・・・しかし、腰を痛めて最悪な日になってしまいました                   
痛みの中にいる己のなんと我が儘な事でしょう。 何にも要らない  とにかくこの痛みから解放されたいと、そればかり ・・・
今薬を飲んで落ち着いてみると、いつもの自分にもどったつもり 。
この頃 こんなふうに思っています。  あるがままでいいじゃない…悩みも 疑問も いいじゃない、出来なくたっていいじゃない。欲があってもいいじゃない。休みたいならやすんだら・・・みんながあなたを応援してる!・・・元気になったら良かった   また一歩だね 

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ここの桜は終ったのに遠くの方から便りが届きます。 ながぁい日本 !! の 季節はまだまだ桜を愛でています。
炉のお稽古もいよいよ最後になりました。 
散った桜の花びらが筏となって何処まで流れて行くのでしょうか ~~

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